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アテネの歴史
アテネは古名をアテナイという。古くから栄えた商業都市であり、古代ギリシア時代には都市国家(ポリス)を形成した。紀元前6世紀頃のアテナイは、民主政の下で発展、アッティカ地方全域を支配し、スパルタと並ぶ強国であった。ペルシア戦争では、ギリシアの都市国家連合の雄としてペルシア帝国軍の撃退に大きく貢献し、戦後結成されたデロス同盟の盟主となって、古代ギリシアの中心都市として学芸と文化の都として栄えた。しかし、ペロポネソス戦争でスパルタに敗れて以降、国力は次第に衰退し、紀元前4世紀にマケドニア王国に屈服して政治的な独立を失った。
その後、古代ローマの属領となり、ギリシア世界の学芸の都として栄えた。ローマ帝国以降は政治的・文化的な重要性は失われ、東ローマ帝国やオスマン帝国の時代を通じて、寒村といってよい状態であった。
18世紀後半に入ると、ヨーロッパでのロマン主義の盛り上がりに」伴って、古代ギリシア文明の中心地として注目を浴びるようになった。これに刺激されておこったギリシャ人のナショナリズムでは、精神的な中心地として地位を高めた。1830年にオスマン帝国から独立したギリシャ王国は、ギリシャ・ナショナリズムの古代ギリシャ復興の風潮に合わせて、1834年にアテネを首都に定めた。以後、アテネはギリシャ国家の中心として次第に発展していった。
ギリシャ王国の初代国王オソン1世が連れてきたドイツ出身の官僚たちは、西欧風の都市計画を導入し、アテネは近代国家ギリシャの首都に相応しい都市として建設されていった。現在の町並みは、この時代に建設された市街や建築物が原型となっている。また、古代遺跡の保護活動も進められ、アクロポリスの丘が町のシンボルとして整備された。
第二次世界大戦ではナチス・ドイツに占領された。戦後は急速に復興し、ギリシャの経済成長の中心として人口が爆発的に増加、大都市となった。
アテネの観光
アテネの最も有名な観光名所は、アクロポリスとそこに建設されたパルテノン神殿である。パルテノン神殿は、デロス同盟の流用資金で建造されたものとしても知られる。神殿の豪華な装飾品等は、18,19世紀にほぼイギリスにより回収運搬され、現在そのほとんどが大英博物館に保管されている。アテネ国立考古学博物館 は、ギリシア中の様々な古代遺跡から集められた最重要な遺物の数々を収蔵している。
アテネの交通機関
市内
アテネの公共交通機関としてはバス・地下鉄・路面電車・トロリーバスがある。地下鉄は3路線からなる。航空
アテネ南西の郊外に、新アテネ国際空港があり、欧州各国、中近東、アジア諸国からの多くの便がある。エーゲ海の島々を結ぶ交通の要所でもある。以前はオリンピック航空が成田国際空港から直行便を乗り入れていたが運休している。また、日本航空は南回りヨーロッパ線で乗り入れていた(末期は最終目的地となった)が、1990年の湾岸危機で休止、その後復活することなく廃止された。
現在はヨーロッパ各地で乗り継いでアテネに向かうことが多いが、到着は深夜になる。成田国際空港からタイ国際航空(バンコク経由)、関西国際空港からシンガポール航空(シンガポール経由)やエミレーツ航空(ドバイ経由)を利用すると、早朝または午前中にアテネに着くことができる。乗り継ぎ地での接続も良く、成田のタイ国際航空、関空のエミレーツ航空がアテネへの最短ルートである。
(出典:ウィキペディアより)